記事一覧に戻る

令和3年 経済観光局に関する決算審査 2021/09/14

令和3年度の決算特別委員会にて、経済観光局に対して以下の点で質疑を実施。

1、開業支援コンシェルジュについて

神戸市では、産業振興財団や商工会議所等の市内7つの支援機関が連携し、起業家の裾野拡大を目的として起業や開業に関する悩みや相談にワンストップで対応しています。

神戸市において、今後の人口減少社会を迎える中において、経済活性化を推進し税収を確保していくためには、市内での外国人の起業についても支援していく税金を納めていただく必要がある。ホームページ等の広報ツールの多言語化に取り組み、市内の外国人によるコンシェルジュの活用促進を図るべきではないかと考えます。

2、民間企業と連携した海外ビジネス支援について

昨年から続いているコロナ禍での渡航制限により商談機会がなくなっている現在、市内企業と海外企業との商談会をオンラインで開催したと伺っています。商談会の実績とともに参加した企業からの評価や課題について確認し、これからの開催についてはリアルとオンラインのどちらに重点を置いて取り組もうと考えているのか確認。

3、六甲山上における都市型創造産業事業者の活用促進について

六甲山上での高速インターネットサービス提供に向けて、令和2年12月に光ファイバーが敷設さ、このことにより遊休施設等を都市型創造産業に資するオフィスとして活用するためのベースが整ったと伺っていますが、誘致に向けて行った令和2年度の取り組みについて確認するとともにクリエイター等の誘致を行うためには、一般的な広報よりも体験談による口コミや業界内での啓発等や手段や対象についての工夫が必要と考えます。

私自身、先週担当職員の方々とROKKONOMADを現場視察させていただき民間運営者と意見交換させていただきました。あいにくの雨でしたが、神戸ゴルフ倶楽部の脇道を歩いて到着しましたが、緑豊かな環境で空気も澄んでおり、幻想的な場所であることを感じた次第です。

六甲山活性化に対して、体験型の政策支援を行っていただく必要があると考えます。

4、ため池防災減殺対策について

市内では北区や西区を中心に1300を超えるため池があると伺っています。近年台風の大型化や、今年は夏場に度重なる豪雨に見舞われたことから、防災減災対策については計画的に進めていく必要があると考えます。中でも、特に下流の人家等に被害を与えるおそれのあるものについては、利用状況に応じて改修や廃止をしていくべきと考えますが、現状の取組みと今後の見通しについて確認。

私自身も台風や河川の氾濫があった場合、地域から声をいただく場合や自分で地域視察させていただく場合、これまで当該箇所の氾濫があれば地域住民と河川管轄が県所管であれば県担当者と対応してきたところです。

災害に備えて、継続的な支援が必要と考えます。

5、里山整備支援事業について

昔と違い生活の一環として山に入る方々が減少しています。そのまま放置していくと荒廃する里山林において、地域住民等が自ら実施する里山整備や竹林等の伐採に必要となる機材の購入補助等を実施しています。地域からも役立ったとの声を聞いています。現在は補助上限が300万となっていますが、実績等から今後上限の拡大をしていく予定はあるのか。また、伐採後の竹について活用の見通しはどのように考えているのか確認。

 

 

記事一覧に戻る