活動報告
緊急事態宣言発出 第2回目 2021/1/13
今日から、神戸市は緊急事態宣言の対象地域となります。
飲食店などは、兵庫県から1月14日から2月7日までの期間において時短営業要請を受けることに。1日当たり協力金は6万円で、負担割合は国が8割で、残りは国と市で負担。
神戸市においても、1月4日から10日までの1週間に確認された患者は519人で感染者が急増しています。
これまで、あらゆる場所で感染予防対策を講じていますが、さらなる各自の取組みが必要です。
■神戸の歴史
1899年(明治33年)には、神戸でペスト患者が発生。神戸では、ペスト蔓延を防ぐためにネズミ懸賞制度(ネズミを捕まえて警察に届け出ればお金がもらえる仕組み)を設け、1年間で77万匹を買い上げた年もあり、ペスト流行を防いだ歴史があります。
※ペスト:中世ヨーロッパで流行し、人口の3分の1が亡くなったとされている。
この苦難を乗り越えれば、希望が持てる社会になれるように日本国民全員で協力し、対応していく必要があります。
話しが変わりますが、明治33年前後における日本国近隣の世界情勢においては、欧米列強の帝国主義が強まり、清国(中国)が日清戦争(明治27年)の敗北で清国の弱体化が明白になると、列強国は清国への進出を加速し、租借地を設定し権益を確保した。
明治33年には、清国においては、義和団が「扶清滅洋」を唱え外国人排斥の暴動が激化。列強は鎮圧のため、軍隊を派遣し日本も加わり、清国に対して巨額の賠償金と北京議定書を締結した。
日本の政治では、伊藤博文が明治33年に自ら総裁となり立憲政友会を結成し、これを基礎とし第4次伊藤内閣を組織。
歴史を振り返ることは、これからの日本を築いていく上で重要と考えます。
市民の皆さんとともにこの困難を乗り切りたいと考えます。