活動報告
令和3年度予算特別委員会にて保健局質疑 2021/3/4
令和3年度の予算審議が委員会で実施中。福祉局について、質疑。
1、介護施設等の長寿命化について
「第8期神戸市介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画」に基づいて、令和3年度以降も介護保険施設の整備に対する補助を実施するとされています。新規整備や増床を進めていくことも必要だが、増加の一途をたどる施設の今後のあり方、つまり老朽化に伴う修繕等に支援をすべきと考えます。
2、外国人介護人材について
外国人介護人材のレベルアップと確保・定着の支援のため、令和3年度に日本語学習等の支援を行うとのことですが、外国人材の確保課題として、現地を訪問した経験等により感じるのは、技能実習の中でも介護という職業の人気が高くないのではないかということです。兵庫県等の関係機関と連携し、介護職の魅力、併せて神戸市を勤務地として選ぶことのメリット等を伝えていくべきと考えます。
3、しあわせの村の活用
今年度の外郭団体に関する特別委員会において、しあわせの村の温泉健康センターのリニューアルに関する議論がありましたが、その後の進捗確認。昨年度の有識者会議の提言においては、「課題解決に取り組むための、多様な人・団体との連携」が取り組みの方向性について質疑を実施。
4、鉄道駅舎のバリアフリー化について
国の方針である1日平均乗降客数が3,000人上の市内の駅については、整備中のものも含めると、段差解消等の見通しが付いていると聞いています。乗降客数が3,000人に満たない駅において、私の地元の神戸電鉄などでも、是非積極的にバリアフリー化を推進していただきたいことを要望。
5、国民健康保険料の収滞納業務の改編について
国民健康保険料にかかる滞納処分等の業務について、令和3年度より行財政局税務部に集約し、資力がありながら納付に応じない世帯等への対応を強化するとされている。この改編が効果的で意義のあるものとなるよう、差押えの件数や回収する保険料について、きちんと目標を掲げて取り組むべきことを伝える。