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令和6年度 外郭団体に関する特別委員会(都市局所管6団体を審議) 2024/08/07

都市局所管の6団体について、審議を実施

■株式会社サンセンタープラザ

・今週8月5日に神戸サンセンタープラザのトイレを都市局職員とともに視察させていただきました。昭和45年にさんプラザが竣工。昭和50年にセンタープラザが竣工。昭和53年にセンタープラザ西館が竣工。3館とも竣工から40年以上が経過しているのが現状です。私自身4年前の外郭団体に関する特別委員会にて、さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館におけるトイレを改修すべきと質疑したところ、センタープラザについては2020年10月末でリニューアル工事を完了するとのことでした。このことに対しては、評価しております。そこで、先日視察した「さんプラザ」1階における和式だけのトイレについての改修について、どのような考えをお持ちなのか確認。
2020年における担当局答弁では、「さんセンタープラザ」は三宮の顔であって商業施設としてトイレが美しく、利用しやすいことは非常に大切と答弁しています。市民の皆さんや障がい者、市外の方々や観光客、インバウンドの方々が利用しやすい環境衛生の充実、トイレ空間の充実を進めていただきたいことを要望。

令和6年度事業計画について、地域の活性化における情報発信について取り組むとしていますが、ユーチューブについて、「三宮プラザ名店会」が発信していると伺いました。そこで、神戸サンセンタープラザの立ち位置を確認。神戸さんセンタープラザ公式チャンネルを拝見しました。飲食店の情報発信をしており、お客さんに「さんセンタープラザ」に寄っていただくような工夫を垣間見ることができ、これからも積極的に時代に応じたユーチューブを活用していただきたいと考えます。最後に、ビルの再整備について、ビルの名称の統一化や市民にわかりやすく親しめるフレーズにしていただきたいことを要望。

■神戸ハーバーランド株式会社
高浜岸壁における「KOBEまちなかパフォーマンス」の活用提案について

令和5年度事業報告では、高浜岸壁やハーバーランド広場において、コンサートやマーケット、マルシェ等のイベント開催をしていますが、「KOBEまちなかパフォーマンス」を活用してナイトタイムエコノミーを推進していくことも必要です。考えを確認するとともに、高浜岸壁における「KOBEまちなかパフォーマンス」の活用提案。また、わくわくするような取り組みを継続して取り組んでいただくことを要望。スペースシアター事業について、今年度は、新規利用の開拓を進めていくと記載していますが、利用回数の件数増加に向けて取り組んでいただきたいと考えます。今の時期、夏休みですので、例えば子ども向けの収益イベントを開くなどの工夫が必要です。土日以外の活用方法を確認。

■株式会社こうべ未来都市機構
御社に対する審議について、事業別に確認すると各平米数の面積、又は駐車場なら台数、利用件数で表示されていますが、正直申し上げますと「わかりにくい」という印象です。株式会社であるなら、事業別の金額や最低過去3ヶ年の収支を明示していただくなど、見せ方の工夫・改善が必要と考えます。改善の余地があるかどうか確認。 この委員会で審議していくためにも、数字つまり事業別の金額提示を事業報告と事業計画を工夫・改善していただきことを要望。

私自身、2023年有馬温泉協会との意見交換にて直接「六甲有馬ロープウェー」の保守点検時期の変更要望を受けて、こうべ未来都市機構に当該要望を伝えた上で、2023年12月本会議場にて、毎年1月から2月にかけて実施される「六甲有馬ロープウェー」の保守点検時期の変更を提案させていただきました。もう一度確認ですが、来年の6月から保守点検の時期が変更することを確認。保守点検の時期変更が2月から6月に変更していただけることは、大変評価したいと思います。保守点検における運休期間も短くしていただいている努力はありがたいと思います。安全確保の上、さらなる期間短縮や時間の変更ができるのであれば努力していただきたいことを要望。

■神戸新交通株式会社
神戸新交通株式会社の経営改善として、様々なリストラクチャリングを実施していることは承知していますが、守りの姿勢とともに攻めの姿勢つまり黒字体質や収益増に向けての取り組みも大変重要と考えます。具体的な、新たな収益増の中身について確認。例えば、収益増の取り組みとして積極的なネーミングライツ導入や広告費の収益確保などに果敢に取り組んでいただくことを要望。

※リストラクチャリング(restructuring)とは、経営の効率化や生産性向上を目指して、企業の改革や事業構造の再構築に取り組むことを指します。 具体的には、不採算事業の撤退や縮小を行い、主力事業に経営資源を集中させるなど「選択と集中」を行います。

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