活動報告
令和6年度 外郭団体に関する特別委員会(港湾局所管4団体等を審議) 2024/08/23
福祉局所管の1団体について、審議を実施
■こうべ市民福祉振興協会
こうべ市民福祉振興協会の収益確保について、当該協会の経営改善のため事業見直しに取り組んでいると当局から説明を受けております。財政改善のための事業見直しだけでなく、全体的な収益を上げるための新たな取り組みと同時並行で進めていくべきではないかと考えます。新たな取り組みの具体的な考えを確認。
こうべ市民福祉振興協会は神戸市民の福祉向上に寄与するために発足した団体で、経済的活動を中心に据えることは難しいことは承知しております。その一方で収益確保は喫緊の課題と認識。私自身地元ですから、しあわせの村はよく利用させていただいております。近年、しあわの村内においてトリム園地などを含めて一歩一歩良くなっている実感しているとともに感謝しております。しあわせの村全体で見れば、建設所管課のエリアもあることは、承知しております。建設局所管課と協力して、しあわせの村内の活性化を図るべきと考えるが、そのあたりの考えを確認。
港湾局所管の4団体について、審議を実施
■阪神国際港湾株式会社
カーボンニュートラルポート形成に向けて、2024年6月において、神戸市会議員連盟にてドイツハンブルク港を視察させていただきました。ターミナル内では、自動で動くコンテナ貨物トラックや一部自動運転しているクレーンなどによって運営されているとともにDX化されているとともに、ドイツ国の基準より自主的に強化してカーボンニュートラルポート形成に取り組んでいることを現場確認し、神戸港との違いに危機感を感じた次第です。令和6年度事業計画において、水素エンジン発電機搭載のRTG、ターミナル照明のLED化、LNG(液化天然ガス)などの脱炭素への政策展開の説明がありました。このこと自体は評価しております。一方で阪神港全体のCO2(二酸化炭素)排出量可視化の実現を明記しておりますので、具体的なCO2削減値が明確のであれば、全体量と削減数値を今後事業概要に記載していただきたいことを要望。
・海外港湾の運営等について、海外港湾の運営の参画において、カンボジアシハヌークビル港での人材研修に止まらずに、企業の進出を含めた経済的な効果を神戸に波及していくための政策が必要と考えます。一歩踏み込んだ具体的な政策を確認。加えて、姉妹港であるシアトル港、ロッテルダム港などとも連携しながら、企業進出を含めた経済的な効果を神戸に波及していただきたいことを要望。