活動報告
令和6年度 外郭団体に関する特別委員会(建設局所管2団体等を審議) 2024/09/05
教育委員会所管の1団体について、審議を実施
■一般社団法人神戸市学校給食会
食品ロス対策について、寄付可能食材は、どのような食材なのか。また、昨年はフードバンクに寄付。今年は、フードバンクやこども食堂、社会福祉法人等に無償で譲渡と記載されていますが、児童養護施設などを含めた多様な提供先を確保していく必要があると考えますが、考えを確認。SDGsの観点からも食品ロス対策を推進していくとともに本当に困っている方々へ支援が行き届くように関係機関と連携しながら業務遂行していただくことを要望。
食育動画の作成について、当該動画を作成する目的を教えていただけますか。また、ユーチューブで作成している動画を拝見しましたが、現時点での課題や工夫していることを確認。子どもたちが、給食を通じて地域の農業生産者や市場を含めて物流の理解、感謝の気持ちを醸成できる動画を作成するとともに、興味を持てる動画作成にしていただくことを要望。
・神戸市学校給食会のホームページについて、当該ホームページを確認したところ、小学校給食や中学校給食に関してインスタ等を含めたSNSを拝見しました。政令指定都市において、給食関連でSNS広報している自治体が少ない中、神戸市学校給食会が取り組んでいることは評価しています。その中で課題を確認。政令指定都市では、福岡市学校給食公社でSNS広報されています。他都市の広報も参考にしながら進めていただくともに、SNS発信に関して定期的に継続して発信していただくことを要望。
建設局所管の2団体について、審議を実施
■神戸市道路公社
駐車場の照明LED化について、2020年の外郭団体に関する特別委員会において駐車場における照明のLED化状況を確認したところ、非常に低いパーセンテージであった。当時の答弁では、公社の経営影響も踏まえながら、費用対効果を考えながら市と協議を進めていきたいとの答弁であった。LED化の現状報告と今後の取り組みについて確認。
明るいLED照明は、電気代削減の他、駐車場内の長期不正駐車や犯罪等の抑制にも繋がると考えますが、移管の話しもありますが、市と連携しながらLED化を進めていただきたいことを要望。
・神戸市道路公社HPにおいて、(お出かけ情報LOCOICO)の更新について
神戸市道路公社のホームページを確認させていただきました。神戸市北西部から三田方面に関するお出かけ情報を掲載していますが、情報量が少なく、更新もないのが現状です。当該取り組みに関しては、発信の創意工夫により、六甲有料道路や西神戸有料道路の利用者数の増加に寄与するほか、市内の各施設のPRにも繋がると考えます。道路公社として積極的に情報更新に努めていただきたいと考えますが、課題や改善余地があれば考えを確認。
・神戸市道路公社にける民間人材の登用について
今後も安全・安心・快適な有料道路を継続的に提供していくためには、例えば、民間の高速道路事業に携わってきた方を役員として登用することで、公社事業の効率化や強化を図ることが出来ると考えますが、考えを確認。道路利用者のサービス向上のためには、民間の方々の経験は貴重だと考えますので、社員採用を含めて考えていただきたいことを要望。
■神戸市公園緑化協会
経営計画について、令和5年度はほぼ収支均衡の決算であった。一方で、令和4年度は赤字であることを踏まえると、非常に厳しい経営環境にあると考えます。近年、神戸市では外郭団体の再編もある中で、これまでの収益確保のための経営計画を行ってきたのか確認します。加えて、経営改善の計画における経費削減には一定の限界があり、収益確保が必須であると考えます。今後、具体的にどのような計画を考えているのか確認。
・神戸青少年公園の利用について、北区にある青少年公園など、今後活用の可能性がある魅力的な公園がありますが、緑化協会としても今後どのように関わっていくのか確認。現在、デイキャンプ場は無料です。収益をあげていく魅力的な公園にしていくことも一方で必要を考えます。神戸市や地元関係者とも連携しながら魅力的な公園に進めていただきたいことを要望。
・神戸市立森林植物園の活用
森林植物園は広大な面積の中に魅力的なエリアが沢山あり、私自身花や緑を鑑賞することが好きなので、1年を通じてよくいく施設です。中を散策すると、来園者が森林植物園の奥地まで足を運んでいないのではないかと現場レベルで感じます。当局に確認すると、観光ツアーのコースでも森林植物園にかける時間は短く、エントランス周辺の利用だけで終わってしまうと聞いています。森林植物園全体を楽しんでもらうためにも具体的な対策を確認。展示エリアとして、森林植物園の奥地には国際親善の森として、リガの森、シアトルの森、ブリスベーンの森、天津の森があります。リガの森を例にすれば、1985年(昭和60年)には神戸市とリガの姉妹都市提携10周年を記念し、モニュメント施設として彫刻や休憩所を設置した経緯があります。本年度は、リガ市との姉妹都市提携50周年を記念し、神戸市会での議員連盟でも副市長や民間企業関係者なども含めて訪問させていただきました。そこで、リガの森において、50周年を記念として、何か考えを確認。
・アジュール舞子の魅力向上について
アジュール舞子について、最近ではBE KOBEのモニュメントが整備され、県立舞子公園とともに非常に魅力的な海岸公園として多くの方に親しまれていることは承知しております。私自身、今年の夏に現場視察させていただきました。公園内には、綺麗な看板があり多言語化されている看板がある一方で、まだ古びた看板が残っているなど改善すべき点があると考ます。アジュール舞子における公園の更なる魅力向上に向けてきめ細やかな対応を図るべきと考えますが、考えを確認。