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令和5年度 福祉環境委員会開催 2023/03/16

本年度、最後の福祉環境委員会が開催

 

■多頭飼育について

昨今、核家族が進み単身世帯や独居の高齢者が寂しさから、ペットを飼うケースが増えていることは地域をまわっていて現場感覚で感じております。近年、独居の高齢者が、独り身から来る寂しさから、ペットを飼われるケースが増えていると聞く。犬や猫などのペットは、心のエネルギーになるため、今後も増えていくことが予想される。一方で、ペットの飼い方に個人差があるのも事実で、先日は、空き家を借りて、多数の犬を飼育している方がいるが、その犬の鳴き声や糞尿のにおいに大変困っている、と近隣の方から相談を受けた。マナーを守って犬猫を飼ってもらうことは高齢者の癒しにもなり、必要なことであるが、マナーを守らず、近隣住民に多大な迷惑をかけているようなケースについては、行政として適切に指導を行う必要があると考える。

■里山保全活動による伐採木等の活用について

環境局では里山保全モデル事業として、市民団体等と協働で、樹木の輪伐等を進めています。当該活動に伴い発生する伐採木については、炭素固定のためにバイオ炭の製作等に活用されていると伺いました。他にも、例えば、薪ストーブ・薪ボイラーによる暖房・温浴施設への給湯や、製作したバイオ炭を「神戸の木を使って神戸で製作した炭」として価値を高めて取引先を開拓するなど、様々な活用が考えられる。今後、保全活動が実施されるエリアの拡大等に伴い、伐採木が増大することも考えられ、現在、実施しているモデル事業の段階から、有効な活用先の開拓を進めるべきではないか。幅広い活用により、本市が実施している里山保全の取り組みを広く知っていただくことにもつながると考える。

 

 

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