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令和5年度 決算特別委員会にて港湾局質疑  2023/09/26

港湾局所管事項について、質疑を実施。

1、神戸空港と海外空港との将来連携について

神戸港においては、姉妹港との連携のほか、神戸港への広域な集貨促進を図るため、成長著しい東南アジア・南アジアの主要港湾との関係強化を目的に連携協定(MOU)を締結しています。。そこで、神戸空港に関しても、東アジアや東南アジアの空港がある都市と、姉妹空港の提携を締結するなど、都市間連携により様々な取り組みを進めていくべきことを提案。

2、プライベートジェット受入機能の強化について

将来的に統合型リゾート施設が大阪で開業することを踏まえると、需要の期待は大きいと考えます。プライべートジェットを受け入れている国内外の空港を参考にしながら進めていくとともに着陸料や専用ターミナル使用料なども競争優位性を発揮するように取り組むことを提案。

3、神戸空港島の将来ビジョンについて

神戸空港島の将来ビジョン策定に向けた取り組みを進めています。神戸の明るい将来を感じることができるビジョンとなることを期待しています。例えば、経済港湾委員会で視察させていただいた中部国際空港セントレアがある人工島には、愛知県国際展示場があり、日本初の国際空港直結型で日本唯一の常設保税展示場を備えています。神戸空港島においても、エリアの価値を向上させ牽引していくような施設が必要。

4、ウォーターフロントにおける魅力的なコンテンツ創出について

台北のランドマークである超高層ビル101では、カウントダウンイベント時にビルから直接飛び出す花火とレーザーによる演出が行われるなど、他で見ることのできない仕掛けが用意されており、観光客だけでなく地域住民も魅了しています。ポートタワーで同じような花火の取組みは安全上難しいかもしれませんが、訪れる者を魅了する斬新な試みを実施していくことを提案。

5、港湾関連用地の確保について

現在、国際コンテナ戦略港湾政策を推進しています。集貨と競争力強化の取組みは着実に進めていますが、創価に関して、効果的な取組みができていないのではないかと考えます。そこで原因がどこにあるのか。ひとつはターミナル背後地に利用可能な港湾関連用地が不足しており、新たな物流施設などを誘致ができておりません。事業者からも用地を求める声が多数あがっており、用地の確保が神戸港の喫緊の課題であると考えますが、中長期的に海の埋め立てなども含めて港湾関連用地確保を提案。

6、神戸港での海釣り施設整備について

本年度8月に会派で訪れた北海道苫小牧港では、長年にわたり立ち入り禁止だった防波堤が、業界団体が主体となり解放に向けた活動を継続してきた結果、安全で管理された「苫小牧港海釣り施設」として開放されたところであります。神戸港においても、苫小牧港のように業界や地域と連携して、さらに釣りができる環境を整備していくべきことを提案。

 

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