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令和4年 福祉環境委員会視察 2022/09/01~2022/09/02

■こころみ学園/ココ・ファーム・ワイナリー訪問
初日は、栃木県に所在する「こころみ学園」を訪問。当園の歴史を確認すると1958 年に中学校の教員であった川田のぼる園長が、生徒達と共に勾配 38 度の急斜面を開墾し、ぶどう作りを開始。1969 年に、中学校を辞した川田のぼる園長の下、30 人定員の施設が竣工し、知的障害者更生施設としての認可も下りて「こころみ学園」が開園。そして、1980 年には、「こころみ学園」の考え方に賛同する園生 の保護者の出資金2千万円により有限会社「ココ・ファーム・ワイナリー」が別途設立。1981年、酒造免許を取得。同ワイナリーが「こころみ学園」から原材料のぶどうやシイタケを仕入れて、ワインへの加工・販売、シイタケの販売を行い、また、「こころみ学園」の園生の活躍する場所も適宜提供。
補足として、、「ココ・ファーム・ワイナリー」で生産されるワインは、2000 年の九州・沖縄サミットの晩餐会、2008 年の北海道洞爺湖サミットの首相夫人主催の夕食会で使用され、国際的にも高い評価を得ているとのこと。

現場視察をさせていただくと、園生たちが集団で仕事をしており、走りまわる姿や声をあげる方もおり、外での活動にいききとしている印象でした。そして、世間では農福連携とも言われていますが、昔からそのことを実現してきた園の姿がそこにあり、園生が作るワインなどもビジネス的な視点でパッケージなども洗練されており、市場で売れる工夫をしてきたことも園の説明であり、当園の取り組み姿勢に刺激を受けた次第です。

神戸市でも西区において、ワイナリー生産を実施しており、持続可能な社会の実現のためにも当園の事業を参考に、当局に対して提案していきたいと考えます。

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