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新型コロナウィルス感染症に対する神戸の医療体制 2020/3/31

現在、市内における新型コロナウイルス感染症患者の発生は31 例目。

神戸市には、感染症指定病院である神戸中央市民病院をはじめ、民間や市立等の病院・医療機関があり、高水準の医療サービスを提供しています。

新型コロナウィルス感染症の患者を診察できる帰国者・接触者外来を、当初の1か所から7か所に増設。なお、病院名は非公表となっています。

医療機関において、重症の方を優先的に治療していくために軽症の患者が医療機関に殺到すれば適切な治療ができなく恐れがあります。従って、風邪等の症状がある方は自宅で経過を見ていただくとともに、症状が長く続く方やその他の心配がある方は、24時間対応している市の下記相談窓口にまずご連絡ください。

新型コロナウィルス専用健康相談窓口
078-322-6250
帰国者・接触者相談センター
078-322-6829

加えて、神戸市には環境保健研究所が存在し、PCR検査を実施しています。現在までに400件を超える検査を実施し、検査試薬も十分に備えています。

医師の判断において、患者との濃厚接触者のうち熱や咳などの症状がある方などへの必要な検査は実施しています。また、陽性と判定され入院された方には、症状がなくなってから2度PCR検査で陰性を確認したうえで退院いただいています。

新型コロナウィルスに対しては、政府・自治体、民間企業の垣根を越えて、国民全員で対応していくことが必要です。

 

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